三木プーリ株式会社社内設備 ①| 採用企業
2026/05/07
自社でばね定数評価試験ができるようになり、 お客様に自信をもって製品を提供できるようになった!
三木プーリ株式会社 技術部
〉課題
お客様の機械に取り付けないと要求仕様を満たせたかどうか確認できない
〉目的
高速回転用のカップリングを社内で評価したい
〉効果
社内でカップリングの動作確認、評価ができるようになった!
カップリングを社内で評価したい!
製品開発や既存製品の評価に欠かせないばね定数試験
【カップリングとは?】
機械の軸と軸をつなぐ部品です。具体的には、機械を動かすモータなどの駆動軸と、動力が伝えられて動くボールねじなどの従動軸をつなぎ、動力(トルク)を伝達するための部品です。
詳しくはこちら↓
わかりやすく解説!カップリングとは?
【ばね定数試験とは?】
ねじり振動試験の前後に行う試験です。具体的には、ねじり振動試験で耐久確認を行い、ばね定数試験機で試験前後で剛性(ねじりに対してカップリングが歪む度合い)に変化があったかどうか確認しています。
三木プーリでは、軸継手(ジョイント)であるカップリングを取り扱っております。
その数、なんと25種類以上!お客様の用途に合わせて様々な種類のカップリングを取り扱っております。
中でも、三木プーリのカップリングを代表するサーボフレックスシリーズは、サーボモータ用途に開発した、超高剛性の金属板ばね式カップリングです。半導体ウェハの超精密加工に使用されるダイシングソーやCNC旋盤など、高精度や高剛性が求められる個所に多くご採用いただいています。
様々な用途に対応するカップリングを三木プーリは開発し、お客様のお悩みを最適な方法で解決するため日々研究を重ねています。
三木プーリのばね定数試験機
お客様の機械にカップリングを取り付けないと、要求を満たせたかどうか確認できない
剛性の高い部品(カップリング)が必要でした
カップリングは、必ず回転します。低速の回転であれば問題発生の原因とならないようなことでも、高速で回転するときには様々な現象や問題(振動、音、熱など)が発生する原因となります。
そのため、製品開発の段階では問題がないと思っていても、ご採用いただいたお客様の機械に取り付けたときに新たな課題が挙がってくることがありました。
80年以上続く伝導制御機器の総合メーカのプライドとして、製品を出荷する前にお客様の仕様に合わせた試験を行い、自信をもってお客様に製品を納入したい!という気持ちが強くなりました。
耐久前後の剛性確認ができるばね定数試験機を作るため、自社で設計を始めました。剛性の高い部品の選定に悩みましたね。
自社の評価実績があるSFH,SFC,ETPブッシュで課題解決!
試験準備時間の短縮にも成功!
新ばね定数試験機を作る際、試験準備に時間がかかる点も改善課題として挙げられました。
最も時間がかかるのが、カップリングの芯出し。カップリングの取り付け時間を短くするためには、そもそも締結する軸同士の同軸度の精度が良くないといけません。
ですが、測定するのは難しい・・・。そんな時に、試験機と軸を繋ぐ締結具に、三木プーリの「ETPブッシュ(摩擦式締結具)」を採用。
三木プーリのETPブッシュは、同軸度0.006~0.02mmを満足する製品シリーズがあり、1本のプレッシャースクリューを締め付けるだけで、約20秒あれば誰でも同じように高精度で締結ができます。
試験準備回数が多く、ばね定数試験機と軸の着脱が頻繁に行われるからこそ、ETPブッシュはコスト削減に向けて力を発揮します。
さらに、三木プーリの「SFC,SFH(金属板ばねカップリング)」は、1,000万回の耐久試験をクリアした評価実績のある製品なので、安心して採用することができました。
これらの製品を採用したことで、ねじり試験機が稼働している時間を増やすことができるようになりました!
三木プーリのSFC,SFH(金属板ばねカップリング)とETPブッシュ(摩擦式締結具)の採用事例